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2017-08-10

無事!お役目を果たしました!

フラメンコ、さて、そろそろ様になってきたかな。などと思っていた頃、思いがけない第3子の懐妊を知る。主人は高々とパルマ、いや手を叩き喜び、仕事はすぐさまリストラとなり。人生が自分の考えない方向へぐいぐいとひっぱられていく。とまどう心と、フラメンコへの思いで「産んだらフラメンコ再開してもいい??」と叫び、まずは一人の人間として、この役割を全うし、一生の恋焦がれるフラメンコへの思いをいったん、冷却期間を持つ。産科医からの踊りは禁止令、周りの仲間はどんどん楽しそうにヌメロを組み立て仕上げていくのを横目に「自分のフラメンコ」をまっすぐ見て、耳で聴いて、感じて、少し欲求不満ながらも、フラメンコは逃げない、そう歯を食いしばって使命を果たした。元気に、そしてしっかりと両手で受け止めた女の子は、未来のバイラオーラか、たくさんの人の愛と笑顔に囲まれてフラメンコを持って生まれてきてくれた。子供が居てもイキイキして踊っている師匠と出逢わせてくれた。驚異の安産だったので、筋力もさほど落ちず、すぐにレッスンに復帰できた。限られた時間と機会を見極めてフラメンコと向き合えるようになり、何よりも踊る、上手い下手ではなくて心底からフラメンコを愛し、楽しめるようになった。娘と誕生であたしの感性も豊かになった。女の幸せもフラメンコも取り戻し、地に足をつけて生きる。人として母として自分にole!と言えるのだ。
(北海道 かるめん@色女  36歳)

<パセオフラメンコ2009年10月号 掲載>

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