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2017-08-12

輝く「アラセブ」を目指して!

あれは確か、末娘が小学校高学年の頃だったと思う。私がフラメンコと出会ったのは。あれから二十数年。フラメンコを語るとき、私の人生を語るような気がする。三人の子供を育てながら共働きを続けていた。今考えてみると、仕事もフラメンコも良く続けられたなと思う。時にはレッスンを休みがちになり、また時にはフラメンコを辞めようと思ったことも。でも心のどこかに、いつか思いきりフラメンコをしてみたいという願望があったような気がする。
退職してからは、レッスンに夢中になったり、発表会に精を出したりと、やっと夢が叶ったような気がした。そんな折、楽しみにしていた発表会の写真を見てがっくり! ライトに照らし出された舞台上の私の顔……。メイクが下手だったのか? 付けマツ毛がうまくいかなかったのか? でも実は、それが加齢によるものだったとは……。老いること、それは時の流れ。これを受け入れた時、新しい自分と出会えるのだと、そう考えるまでに少し時間が必要だった。
有り難いことに、今の教室の先生はフラメンコの真髄に触れ、コントラを体に叩き込んでくれる。手帳に書き留めておいた文章の一節を読み直してみた。
「人生経験を重ねるほど、その人のフラメンコは深みと輝きを増す」と。そんな新しい自分と出会うために、レッスンを重ねていこうと思う。楽しく踊れる、輝くアラセブ(アラウンド・セブンティ)を目指して!
(北海道・「アラセブ」の女性)

<パセオフラメンコ2009年12月号 掲載>

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