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2017-09-01

道は開ける

  フラメンコ教室などほとんどなく、やっと見つけた教室も、数年でなくなってしまうような地域に住んでいました。10年で2度ほど教室を変え、3つ目の教室も生徒が減り、継続できなくなりました。生徒が減ってしまうと経験者が入ってくることはなく、初心者を募るのです。タンゴを習ってはセビジャーナスに戻り、アレグリを習ってはセビジャーナスに戻りながらも頑張っていましたが、ソレアのあとにセビジャーナスに戻るかは先生もかなり悩んだようで、教室は閉じられました。
4つ目の教室探しは都内でした。少し覗いたけでレベルの違いは一目瞭然。10年習っていたのに初級クラスにもついて行けない有様。時間的にも金銭的にも通うのは難しく、また、都会人は冷たく感じて、入会をためらいました。これを機にフラメンコは止めようと考えました。でも、どうせなら挫折してから止めようと、思い切ったのが1年前です。
1年経った今の私はとても不思議な環境にいます。都会人は冷たくなどなく、とても親切でした。3時間掛けて通う私を気遣って、靴やコルドベスを預かって下さいました。心配していたレベルの差は、皆さんが自主練でフォローしてくれました。そして突然決まった主人の転勤先は、教室のすぐそばだったのです。1年前、近場にはもうフラメンコ教室がないとわかった時、都会のクラスに怖じけた時は全てを失った気分でしたが、探してみればこうしてまた別の幸せが開けるのですね。頑張ってみてよかったです。

(東京都・ことり/36歳)

パセオフラメンコ20118月号 掲載

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