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2017-09-12

今とは違う私で

13年前に習い始めたフラメンコ。彼氏と別れた時も、仕事が忙しくて苦しかった時も、フラメンコを踊っていれば幸せだった。主人と出会い、結婚したときも、年齢的に子供は早めに作るべきだったけれど、フラメンコを優先した。舞踊団にも抜擢され、夢のような経験をするうちにますます妊娠は先送りになり、気付けばアラフォーになっていた。遅ればせながら不妊治療を開始。治療は肉体的にも精神的にも辛いけど、ここでもフラメンコに救われている。病院と相談しながら、初めてのソロにも挑戦。この舞台が終わったら、しばらくお休みだから悔いのないように踊りたい。
フラメンコは踊り続けていなければ自分からどんどん遠ざかってしまうと思っていたし、お休みしたら自分だけ取り残されてしまうと、いつも不安だった。「フラメンコは逃げない」その通りだと思う。頭ではわかっているけれど、それでも不安だった。でも今は「フラメンコを逃がさない。」と思っている。私はきっと子供が産まれたら抱っこしてフラメンコを踊るし、身体が動く限り踊り続ける。体が動かなくなっても、ハレオをかけ続ける。そんな揺るがない思いを13年たってやっと確信できた。 そうしたら、人生の幅を広げてからフラメンコを再開するのも悪くないのでは?と思えるようになった。私はきっとフラメンコを逃がさない。今はベビ待ちフラメンカだけど、いつかママフラメンカになって、今とは違う私で舞台に立ちたい。レッスンもベビ待ちも頑張るぞ!

(東京都・あんじゅ/40歳)

パセオフラメンコ2012年7月号 掲載

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